まもなく

夏の終わりを運ぶかのような涼しい風。

 

まもなく秋ですね。

 

お盆休暇は、家族と香港とマカオに行ってまいりました。
仕事と遊びの境目は紙一重、というと勘違いされやすいのですが、
仕事と同じぐらい遊ぶことが好きなんです。

と言っても、只南の島へ行って目的なくボーっとゆっくりするは一番苦手でして。。

 

出向いた先の街・空間をドンドン歩いて、
肉眼であらゆるものを観て、自分の日常との違いを発見しながら、
次の仕事を考える事が好きなんです。

この街は、誰に何を求められて今に至っているんだろう?
何故違和感を感じてしまうのだろうか?
そう考えながら街を歩くと、様々なことを見つけることができます。

その時のポイントは、常に消費者視点を失わないこと。
すると幾つかの観点が浮き上がってきます。
次にその観点を推測したり、情報収集することによって、
自分なりの見識が深まっていきます。フィルター集めみたいなモノでしょうか。

例えば、香港で食事をした際、レシートにはサービス料10%は記載されているのに
消費税表記が見当たりません。
そう、香港とマカオは消費に対して納税義務が無い国なんです。

ただ、高価品(宝石や車)やカジノでは、ある一定額を超えた分には納税義務があるみたいです。
日本では年々上がる税率に市民の消費も振り回されていますが、これも国策ですよね。

そんな低税の香港・マカオは、中国全土の貿易窓口として多く利用されています。

 

このように、ちょっとした事からですが、
日本を一歩踏み出してみると、いかに自分が固定概念の中で生活していたのか・・
そんな自分に気づく瞬間があります。
知見を広めることにより、与えられていることに気付いたり、
人に優しくなれたり、より向こう側を知りたくなったり、人は変わることができると思います。
また、知る事で選択肢がおのずと増えます。
そして選択肢の多さは、人生を彩るように生活を豊かにしてくれると私は考えています。

 

選択肢は少ないより、多い方が良いと思いませんか。

ただ判断は責任を伴うので、その見極めは極めて重要ですね。

 

何よりも今は、仕事を通して皆が成長できる会社にできればと只々考えるばかりではあります。
そうやって20代は、私自身も沢山の方々から成長させていただきましたから。

 

そんな風に鋭気を養い、振り返ることができたお盆休みでした。

 

 

お盆休暇明けからも、
社員一同勤しんでまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

長文お目通しありがとうございました。
石崎