師走

もう、今年も残すところ2週間切りましたね。
あっという間の一年です。

一年振り返ると、2017年は umudesignにとって「挑戦」の一年でした。

スタッフ雇用・法人成・自社ブランド立上

個人的には、人生初の手術に非常勤講師を務めるなど、
季節を感じれないぐらい慌ただしかったですが、その分充実した一年でもありました。
後厄年とは思えないほどです。

こうしてようやく、自社のやるべき事が見えてきた気がしております。
ここまでやって来れているのも、皆様のご支援があってこそです。
一年のご挨拶と共に、お礼を申し上げます。

さて、今ほど2018年2月にNYで開催される展示会に向けて、
有田焼の企業様の商品開発~ブランディング迄、トータルデザインを行なっております。
市場がアメリカなので、それこそヘルシー志向の方をターゲットにした商品がよろしいだとか。
多くの方々が関わるプロジェクトですので、非常に面白い取り組みとなっています。

ところで、何故アメリカがここまでヘルシー志向になっているのでしょうか。
以前、ATMEALという胃ろう巻き取り器具を開発する時に海外の医療事情を調べた事がありました。
アメリカの場合、医療保険は民間企業が運営しているため、日本と比較すると医療費は高額で、
一桁違うそうです。例えば、盲腸の手術で800万だとか….
その代わり、最先端の医療が受けられるというメリットもあるようです。
一方、ヨーロッパ・イギリスでは、全国民の医療費が無料だそう。羨ましいお国です。
他に、医療とは少し異なりますが、両親扶養法という法律が定められている国もありました。
それは日本よりも少子高齢化が加速している国、シンガポールです。
一言で言うと、子が親の面倒を看なければならない制度です。
日本の未来をみているかの様です。

話は逸れましたが、何せアメリカというお国柄、
日本の様に大多数の国民が保険に入っていることは有り得ないそうです。
結果、実力主義社会・自己責任のナショナリズムによる危機感から健康ブームが訪れているのだと。
市場としてはシビアな米国。
その様な中、アメリカ市場に向けてのブランド立上です。
これは、日本の技術力が評価される場でもあるかと思います。

この仕事をしていて、一番面白いと思えるところは、
仕事を通して視野が広がり、体感し思考し、それをまた実施できる、ということです。
これも皆様に支えられて出来ることだと日々実感しています。
そのような、2017年の師走。
2018年は、挑戦する姿勢は絶やさず、更に自社の進むべき方向を固め、
従来の働き方に捕らわれず、楽しく健やかに働ける会社にしていきたいと思っていますので、
どうぞ、来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い致します。

長文、お目通しいただき有難うございました。
石崎

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【umu design株式会社 年末年始お休みのお知らせ】
※12月28日(木)~1月4日(木)
年始は、5日(金)から営業開始いたします。
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