この度、4年ぶりにinteriorlifestyleTOKYOに出展します。
しばらくぶりに出展する理由の一つに、目視確認を行いたく。
みなさんもご存じのとおり、この数年で消費行動が大きく変わりました。
店舗では商品を確認し、on-lineで商品を購入する人も多くなったのではないでしょうか?
店舗に行かなけば、購入できない。といった特別感も少なくなってきたかもしれません。
消費行動の切っ掛けはどこにありますでしょう。
昔から好きなブランドの新商品がリリースされたから?
シーズンの切り替えによる必需品だから?
友人がお勧めしてくれたからモノだから?
推しが持っていたアイテムだから?
アルゴリズム化された情報で購買意欲を掻き立てられたから?
世代によっても消費行動は変わるかと思います。
去年、姪っ子が東京で行きたい場所があるから連れて行って欲しい、
と引率して訪問した場所があります。
それは、原宿の竹下通りにある期間限定のバナナジュース店。
バナナジュース1つ800円。
バナナアレルギーの姪っ子がどうしても行きたいというので、
そんなに美味しいの?と聞くと
そこでバナナジュースを買うと、推しに会えるから♡と言うのです….
「何かを買いたい」ではなく、「推しに会いたいから(アレジ―ジュースでも)買う」なんですね。
飲めないバナナジュースを買って、
推しと写真撮影を行い、涙を流して喜ぶ姪っ子。
推しが居ない私には、理解しようとしても、理解しがたい消費行動でした。
また、とある平日、伊勢丹新宿店で見かけた光景。
リビングフロアの階段に、ずらりとハードコアなアパレルに身を包んだ人達の行列。
明らかに、高級な食器具を購入している様には見えない。
聞くと、上のフロアでとあるグループのイベントがあり、
POPUPストアとして、伊勢丹側がスペース貸しをされていたようです。
推しのファン達でした。
確実に消費行動は変わってきていることは、認めざるおえません。
とはいえ今は、5人に1人が推し活をしているようで、
特にZ世代は、6割が推し持ちという統計まで出ています。
推し活をする事で、充足感、自己肯定感、生活の潤いを得られるそうなので、
決して悪い活動だとは思いません。むしろヘルシーな生き方だと思います。
ちなみに、推しの動画などを切り抜き配信している人の事を、通称、切り抜き師というようです。
自分ごとに引き寄せて考えると、個人的には推しはいないものの、
茶道を続けながらも丗SOUを通して茶文化を広めようとしている活動自体、
お茶を推しているという点では、推し活と同じかもしれませんね。
さて、4年ぶりのinteriorlifestyleTOKYO
インテリア家具業界の今を肌で体感してきたいと思います。
お時間がございましたら是非、ご来場下さい。
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【interiorlifestyleTOKYO】
日程:6月18日(水)~20日(金)
時間:10:00~18:00(最終日は16:30まで)
場所:東京ビッグサイト東4ホール FOODISTゾーン
小間番号:A017
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umudesign株式会社 石崎